プログラミング言語Javaが30周年を迎える

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プログラミング言語Javaが今年でリリースから30周年を迎えました。

Javaは最初「Oak」と呼ばれていて、1995年5月23日に1.0アルファ版が公開されました。当初はデジタルデバイス向けのプログラミング言語として開発が進められていましたが、すぐにWeb向けに焦点が移り、「Write Once, Run Anywhere」という理念を掲げ大きな注目を集めました。ただし、現実は「一度書いたらどこでも動く」とはいかない事も多く「Write Once, Test Everywhere(一度書いたら、どこでもテストが必要)」と皮肉られることもあったそうです。

Javaの人気はその後急上昇し、エンタープライズの基盤となりました。MicrosoftもJavaに似た「Visual J++」を発表しましたが、Sun Microsystemsとのコンプライアンス問題により撤退しました。近年では、Pythonなどの競合言語が台頭し、人気に若干の陰りが見え始めています。

Javaはまたオープンソースを企業に広めるきっかけとなりました。2010年にOracleがJavaを買収した後、ライセンスモデルが変更され、無料だったものが有料になるケースが増えましたが、これにより、オープンソース版への移行が進むことになります。

Javaは依然として多くの企業や開発者にとって重要な言語であり、AIや最新技術分野での利用は減少しても、基盤技術として現代のソフトウェア開発を支えています。

[via The Register]

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